亀十のどら焼き 黒あん/白あん
「どら焼きを食べる」100どら焼き記録記念。
言わずとしれた浅草の有名店 日本一有名な亀十のどら焼き。
浅草が閑散としている今、亀十を支えよう。
それぞれ360円(税別)
亀十のどら焼き 黒あんのスペック
重量:123g
最大高さ:3.3cm
横幅:11.3cm
亀十のどら焼き 白あんのスペック
重量:124g
最大高さ:3.5cm
横幅:11.2cm
亀十のどら焼き 黒あん/白あん実食
亀十のどら焼き 黒あん
生地は蜂蜜が使われておらず、シンプルな材料で仕上げられている。
断面を見る限りそれほど空気が入っているように見えないのだが、このふわふわは事件レベル。心が清らかな人なら乗れる。
カステラに近い味わいで、表面が非常に香ばしく焼き上げられており、その苦味が甘さの輪郭を際立たせている。
餡は大納言小豆を甘く炊いてある。
小豆の香りも十分。砂糖はかなり強く甘い。
どら焼きの全周に餡が配置されておらず中心部に寄っているのは、餡の甘みのバランスと皮を味わって欲しいからであろう。
皮の強さが著しいので餡ももう少し頑張っていただきたい。
皮のふわふわが注目されがちだが、このどら焼きの力は皮の香ばしい焼き目。
苦味の元はアミノ酸。
ふわふわながらパサ感なく、また表面をカリッと焼き上げるのは技術。
亀十もまた技術のどら焼きであった。
レモンスカッシュが良く合う。
とても美味しい
亀十のどら焼き 白あん
生地は共通。
餡は手亡豆あん。
白あんの方が甘さが抑えられている。
滑らかな餡はさながらジャム。
白あんはこの最高の皮に付けるジャムなのだ。
どら焼きは小豆餡で語られることが常だが、ここまで優れた白あんどら焼きを生み出されるとギャルも黒から白へ遷り変わったことに納得する。
常々どら焼きはほぼ握り寿司だと言っているが、まさにそれ。
口の中で噛み締めた時、皮がシャリ、餡がネタという様がハッキリ浮かぶ。
亀十のどら焼きは間違いなくシャリが強い。旨いシャリを食わせるためにネタがある。それもまた寿司。
それもまたどら焼き。
ダージリンがよく合う。
とても美味しい。